T2 Alphaは、大腿骨レトログレードネイルの導入により、下肢の髄内釘ポートフォリオを拡充しました。現代の治療ニーズを受け、骨片の角度安定性の向上や髄腔にフィットしやすいインプラントデザイン、手技を簡便にし術者の負担を削減する使いやすい手術器械をそろえています。
また、T2 Alpha 大腿骨レトログレードネイルは、 T2大腿骨ネイル(逆行性)・T2 SCNから進化し、高齢化によって増加する症例にも対応できる、大腿骨遠位骨折の治療オプションを提供します。
Advanced nail design
アップデートされたロッキング構成
近位および遠位のロッキングオプション、3 つの固定面、およびネイル遠位端から 6 mm の位置に最遠位のスクリューを追加することで、十分な安定性と固定が可能になります1。
解剖学的なフィット感が改善
長さに応じた曲率半径 (0.75 ~ 1.15 m) および可変遠位後方ベンドにより、解剖学的なフィット感が改善されました2,3。これにより、人工関節周囲骨折において、標準的な挿入位置、またより後方からの挿入が可能になります*2,3,6。
*ロングネイルのみです。
さらなるオプション
遠位骨折および骨幹部骨折の固定用に設計されたハイブリッド ロッキング形状1。骨減少性骨および粗鬆骨を含む骨折、ならびに人工関節周囲骨折** の症例にも使用可能です1,5。
*手技書または添付文書をご確認ください。
Stability when and where you need it
アドバンスドロッキングスクリュー
オプションでアドバンスドロッキングスクリューが選択でき、スクリューホールの中のバーチャルスレッドに、スクリューのねじ山が噛み合うことで、ネイルとスクリューのリラティブモーションや、スクリューのバックアウトを抑制します1,2。
顆部スクリュー
顆部スクリューは、2mmから5 mmの間で長さの調節が可能で、大腿骨顆状片を圧迫できます1,2。
Instrumentation made easy
洗練された器械プラットフォーム
Gamma4 および T2 Alpha 順行性大腿骨、逆行性大腿骨、および脛骨に使用される 基本器械トレイは、プラットフォームの一貫性と使いやすさを向上させるように設計されています1。共通の手術器械により、術者が慣れた器械で手術を行うことができます。
ショートネイル及びロングネイルのための
近位ターゲティングデバイス
再現性のあるロッキングを提供し、フリーハンド ロッキングと比較して X 線による被爆時間を低減するように設計されています4,7,8。
スタティックターゲティングアーム
遠位スクリュー挿入時の安定性と手技の簡便性を提供するように設計されています1。
医療機器承認/届出番号 | 販売名 |
30400BZX00085000 | T2 Alpha 大腿骨 レトログレード |
23100BZX00063000 | T2 Alpha 大腿骨 |
13B1X10209000916 | T2 Alpha器械 |
23100BZX00064000 | T2 Alpha 脛骨 |
21600BZY00295000 | T2リコンストラクションネイルシステム |
21300BZY00378000 | T2ロッキングネイルシステム |
Resources
※社内資料は開示できません。
IN99-003