会社沿革

創造の上に築かれる

ミシガン州カラマズーで整形外科医をしていたホーマー・ストライカーは、当時の医療用具に不満を感じ、患者のニーズに合った新たな医療機器の開発に取り組み始めました。1941年、自身が開発する医療機器への関心の高さをとらえて、ストライカー博士は医療機器メーカーを設立。

今日、ストライカーは世界有数の医療テクノロジー会社として、お客様とともに、毎年何百万人もの患者さんの生活に影響を与えています。当社は、メドサージ(医療・手術用機器)、ニューロテクノロジー、オーソペディクス(整形外科)、スパイン(脊柱)関連分野など幅広い領域において、革新的な医療製品・サービスを提供し、患者さんと医療機関により良い結果をもたらします。ポートフォリオは大きく成長しましたが、今でも当社の企業文化にはストライカー博士の遺志が反映されており、今後も引き続きヘルスケアの改善に取り組んでいきます。

当社について

ストライカーのルーツ
革新こそが私たちのDNA

ホーマー・ストライカー博士、および私たちのミッションを鼓舞する博士の遺産について詳しくご覧ください。

1930–1940

1936-1939

ストライカー社を創業したホーマー・ストライカー博士は、ミシガン大学整形外科学科在学中に「Turning Frame」と「Walking Heel」を発明

1940

ストライカー博士はミシガン州カラマズーで医療活動をはじめ、ボゲス病院内にオフィスを開設。 病院の地下にある一角を利用して研究開発に励みました。

1941

ストライカー博士がOrthopedic Frame Companyを設立。

1942

重度背部損傷患者さん向けに、脊椎を固定した状態で体の向きが変えられる「Wedge Turning Frame」の製造を開始

1946

ストライカー博士によりOrthopedic Frame Companyが法人化

1947

硬いギプス材のみをカットし患者さんの皮膚は傷つけない、 ギプスカッターの特許取得。 これを皮切りに、広範にわたる手術用器具が次々と開発されました。

1950–1960

1955

ストライカー博士の長男、リー・ストライカーがゼネラルマネージャーに就任

1958

10年に及ぶ開発を通じて、「Turning Frame」の技術を生かした「Circ-O-Lectric」ベッドが誕生。

売上100万ドルを達成。

1964

ストライカー博士の引退と同時に、社名をStryker Corporationに変更。

1968

1960年代、超小型往復鋸の登場により、製品開発の新たな時代が到来。

1969

リー・ストライカーが社長に就任。

1970–1980

1976

売上が1,730万ドルに増加。

航空機事故によりリー・ストライカーが急逝。

1977

ジョン・W・ブラウンをStryker Corporationの社長兼CEOに任命。

1979

新規株式公開によりストライカーの知名度が急上昇。

1979

Osteonics Corp社を買収し、整形外科用インプラント市場に参入。

1980

ストライカー博士逝去(享年85)に伴い、ジョン・W・ブラウンが会長に就任。

1980

事業部化により、三大製品グループに注力する。

1981

SynOptics社買収に伴い、内視鏡分野に事業を拡大。

1985

年間売上1億ドルを達成。

1990–2000

1992

Dimso SA社買収により、脊椎固定分野に事業を拡大。

1994

救急車用ストレッチャー「RUGGED™」を発売し、救急医療分野に参画。

1996

Osteo SA社を買収し、整形外科的外傷市場に参入。

1997

ナスダック上場企業として18年間事業を展開した後、ニューヨーク証券取引所に上場。

1998

整形外科市場のグローバルリーダーであったHowmedica社を買収し、翌年には企業規模が2倍に拡大。

2000

手術ナビゲーション市場に参入。画期的なシステムの開発により、手術精度の向上に貢献。

2003

デコンプレッサーおよびPCDシステムを開発し、侵襲性脊椎手術市場に参入。

「フォーチュン500」初選出を果たす。

2005

ステファン・P・マクミランが社長兼CEOに任命され、ジョン・W・ブラウンが会長に就任。

2010-現在

2009

医療機器の再製造分野における米国市場リーダーAscent Healthcare Solutions社を買収。

2010

ジョン・ブラウンの退任に伴い、ステファン・マクミランが3代目会長に就任。

売上73億ドルを達成。

2011

フォーチュン誌「世界で最も働きがいのある企業ベスト100」に初選出

2011

Boston Scientific社ニューロバスキュラー事業部を買収。これにより、ニューロテクノロジー事業が大幅に拡大。

2012

ケビン・A・ロボが社長兼CEOに就任。 

2013

Trauson Holdings社を買収し、新興市場のバリューセグメントに参入。

2013

MAKO Surgical社の買収により、整形外科手術支援用ロボティックアーム分野でさらなる成長が期待される。

2014

ケビン・ロボが4代目会長に就任。

以下5社の買収が成立:
• Pivot Medical社
• Patient Safety Technologies社
• CoAlign Innovations社
• Berchtold Holding AG社
• Small Bone Innovations社

2016

売上100億ドルを突破。メディカル事業部での2社を含む合計8社の買収が成立。

• Sage Products社
• Physio-Control International社

2017

「Makoロボティックアーム手術支援テクノロジー」を「Triathlon Total Kneeシステム」に組み合わせた、「Mako Total Knee」を発売。

2017

フォーチュン誌およびGreat Place to Work(GPTW)による「世界で最も働きがいのある企業」の1つに初選出。

2017

NOVADAQ社を買収し、蛍光イメージングテクノロジーの専門領域を拡大。

2018

新たに2名が取締役会に加わることで、「フォーチュン500」の最も多様性のある企業の1つに選出。

2018

ティモシー・スキャネルが社長兼最高執行責任者(COO)に就任。

2018

K2M Group Holdings社を買収。これにより、複雑および最小侵襲セグメントでの脊椎製品を強化。

2019

上場企業40周年を祝し、当社の経営陣がニューヨーク証券取引所(NYSE)のClosing Bellを鳴らす。