17-May-2022

アジアの文化そしてコラボレーションを通じた医療の発展

  

 

 

医療の革新を推進するには、世界中の多様な患者さんを反映した視点が必要です。 ある2人の社員のアイデアによって、社員に対する文化啓発、能力開発、アジア系社員へのサポートが形になり、医療の向上というストライカーのミッションを体現しています。

ストライカーでは、社員リソース・グループ(ERG)が職場環境における各種支援、キャリア開発の強化、教育機会の提供を通じて、包括的で帰属意識の高い文化を促進しています。 ストライカーでは世界中に46,000人以上の社員が働いており、社員主導の9つのERGが会社全体にプラスの変化をもたらしています。 もっとも新しいERGはアジアン・コミュニティ・エンパワーメント(略してACE)で、これは、2人の情熱的な社員がグループの設立について話し合ったことがきっかけで始まりました。 関節置換術チームの新製品開発担当上級設計保証エンジニアであるカラ・フォークナーは、同チームのシニアエンジニアであるキンバリー・チャンとともに、アジア系社員の1人でした。 「ストライカーに入社したとき、キムと私は何度も話し合い、ブレインストーミングを行いました」とカラは言います。「そしてその2年後、リーダーに私たちのビジョンを提案したところ、 全面的なサポートを受け、実現することになったのです」

ACEの立ち上げ後は、リーダーと社員から大きな支持を得ました。 ERGの立ち上げ時には、700人の社員がオンラインのキックオフイベントに参加しました。 「これほど多くの人に支持されたことに非常に感銘を受けました」とカラは述べています。 「これはストライカーの社員がいかに熱心に学び、成長し、新しいことにオープンであるかを示すいい例です」

すべての社員グループと同様に、ACEは多様なバックグランド、才能、広い視野を最大限活用して医療を向上するというストライカーのDE&Iコミットメントを支持しています。 マサチューセッツ州ボストンで開業している整形外科医のアントニア・チェン医師は、患者のより良い転帰をもたらすためには、ヘルスケア企業の多様性が非常に重要だと考えます。 「私たちは多様な患者さんにサービスを提供しており、我々医療従事者チームとストライカーのような企業はいずれも、実際の患者層を反映した構成員であるべきです」と アントニア・チェン医師は言います。 「ストライカーのような企業では、リーダーシップ(チーム)や社員に多様性を取り入れることで、革新をもたらし、さまざまな視点から患者ケアを行うことができる多様な人材が育ちます。 このため、多様性に目を向けることは、私たちが患者さんにサービスを提供し、新しい技術を革新する方法を改善するうえで非常に重要なのです。 さまざまな視点から問題に取り組み、新しいアイデアを実現するのに役立ちます」

現在、カラは東海岸支部のACE会長として、またACEエグゼクティブ運営チームのプログラム管理リーダーとして、当初のビジョンが実現するのを目の当たりにし、大きな刺激を受けています。 「ACEでの私の役割は、チームメンバーを擁護し、特にキャリアアップと能力開発の分野で多様性、公平性、包括性を支持することです」とカラは言います。 「ACEは、同僚の意見を支持し、DE&Iの対話に新鮮な視点をもたらし、私たちの取り組みの最前線に文化啓発を取り入れることを目指しています」と、彼女は付け加えます。

「私は韓国人として受け継ぐ伝統とストライカーでの帰属意識をとても誇りに思っています。他の人が同じ帰属意識を感じることができるよう、できる限り力を尽くすつもりです」

新たなERGとして発足した初期の対話から始まり、現在、全米に14の支部を持つエグゼクティブレベルの運営委員会を設置するまでに成長したACEは、社員が始め、社員が自ら主導となり率いて来た草の根運動となっています。 「この取り組みはまだ始まったばかりです!」カラは言います。

 

 

 

 

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