日本ストライカー 多機能型モデルのオートショックAED 「ライフパックCR2 オートショック」発売

14-Jun-2023
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図1:製品外観(左)とオートショックタイプのAEDを示すロゴマーク(拡大・右)

日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:水澤 聡)は、当社オートショックAED 2機種目となる「ライフパック CR2 オートショック」を2023年6月に販売を開始しました。救助者の心理的負荷を軽減するオートショックタイプのAEDとして、新たな選択肢を提供します。

 

オートショックAEDとは、心停止状態にある傷病者の心電図解析の結果、電気ショックが必要と判断された場合、救助者が電気ショックボタンを押すことなく適切なタイミングで電気ショックを与える自動体外式除細動器(AED)です。救助者が電気ショックボタンを押すことをためらって適切な電気ショックが行われないリスクを低減することを目的に開発され、2021年に当社は日本初のオートショックAED「サマリタンPAD360P」の製造販売承認を取得しました。

 

「ライフパック CR2」は、本体の蓋を開けてすぐに傷病者に装着できる「クイックステップ電極」を搭載するとともに、エネルギー出力が最大360ジュールまで漸増するよう設計され、迅速で効果的な除細動を提供します。また、Wi-Fiを通じてクラウド上で傷病者データおよび製品の保守管理情報を一元管理できる機能や、外国語対応や未就学児モードへの切り替え、騒音下でも指示音声を聞き取りやすいクリアボイステクノロジーなど多岐にわたる機能を備えています。このたび販売を開始した「ライフパックCR2 オートショック」は、これらに加えてオートショック機能を装備しました。

 

重篤な不整脈など心臓が原因で突然心停止になる人は2021年度の1年間に約8万人*にのぼり、そのうち一般市民が目撃した傷病者は26,500人*と報告されています。一方、AEDの使用率は4.1%*にとどまり救命率の低下が喫緊の課題ですが、その一つの要因として電気ショックを与える際の救助者の心理的負荷が挙げられます。日本ストライカーでは、救助者の心理的負荷を軽減するオートショックAEDを含む多様なAED製品を展開することで、救命率の向上に貢献します。

 

*出典:総務省消防庁「令和4年版 救急救助の現況」Ⅰ救急編

 

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図2:使用時に蓋を開けた状態:分かりやすいイラストで直感的に操作できる

■日本ストライカー株式会社について

整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱うグローバル企業、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界75カ国以上で事業を展開しています。当社製品は、人工膝関節や人工股関節、骨折治療や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治療用の製品、内視鏡、手術器械、無影灯や画像統合システム等の手術室関連製品、ベッドやストレッチャー、体外式除細動器、自動心臓マッサージシステムなどの循環器救急医療領域の製品など多岐にわたります。詳しくはwww.stryker.com/jpをご覧ください。

 

販売名:ライフパックCR2 オートショック

医療機器承認番号:30300BZX00353000

高度管理医療機器・特定保守管理医療機器

 

販売名:サマリタン PAD 360P

医療機器承認番号:30300BZX00190000

高度管理医療機器・特定保守管理医療機器

 

 

本内容は報道関係者向けに発表された情報です