日本ストライカー 医療現場での増床要請に対応する 「エマージェンシー リリーフ ベッド」を緊急発売~ 新型コロナウイルス感染症に対する医療体制整備を支援~

28-Apr-2020

使用時

医療機器メーカーの日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐伯広幸、以下日本ストライカー)は、新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大による医療機関での増床要請におけるベッド需要の高まりに対応するため、2020年5月上旬から「エマージェンシー  リリーフ  ベッド」を全国の医療機関ならびに臨時の医療施設向けに提供を開始します。

 

「エマージェンシー リリーフ ベッド」は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大によるベッド需要の高まりに対応するため、ストライカー社が3月に開発しました。現在は1週間に1万台以上を生産する体制を整え、世界中の医療機関へ提供しています。新型コロナウイルス感染症では急性呼吸不全が発生し人工呼吸管理が必要になる事があります。同製品は、背上げ角度を30度を含む5段階に設定可能で、患者さんを支える厚さ15cmのマットレスや、スムーズな移動のためのキャスターを備えています。また、マットレスはアルコール消毒に対応するナイロン素材を採用し、ベッドフレームは迅速な運搬・導入のため組み立て式の設計となっています。日本でも同感染症対策のためのベッド需要が急激に高まったことを受け、海外生産拠点から緊急輸入することとしました。

 

 新型コロナウイルス感染症の罹患者数の増大に備え、医療機関での増床に加えて、すでに複数の自治体において、臨時の医療施設の開設が計画されています。日本ストライカーでは、各地の医療機関や地方自治体と連携してこうした喫緊の医療ニーズに対応することで、新型コロナウイルス感染症の早期収束および医療関係者の支援に貢献していきます。

 

■日本ストライカー株式会社について

整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱うグローバル企業、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界100カ国以上で事業を展開しています。

製品は、人工膝関節や人工股関節、骨折治療や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治療用の製品、内視鏡、手術器械、無影灯や画像統合システム等の手術室関連製品、ベッドやストレッチャ-、体外式除細動器、自動心臓マッサージシステム等の循環器救急医療領域の製品など、多岐にわたります。詳しくは、www.stryker.com/jpをご覧ください。

 

■製品に関するお問い合わせ先

日本ストライカー株式会社 メディカル事業部 お客様センター

0120-715-545(平日9:00~17:00まで)

03-4236-4582(土日祝専用受付番号)

 

■製品概要

販売名: エマージェンシー  リリーフ  ベッド(Emergency Relief Bed)    

受注開始日: 2020年5月1日

仕様:

・ベッドサイズ:216cm×87cm×30cm

・マットレスサイズ:200cm×86cm×15cm

・最大耐荷重:158㎏

・床からベッドまでの高さ:約30cm

・背上げ角度を5段階で変更可能

・薬剤投与などに使われるIVポール装備

5段階の背上げ機能を搭載

本内容は報道関係者向けに発表された情報です。