日本ストライカー スポーツメディスン市場で製品ポートフォリオ拡大  ~十字靭帯形成手術に適応する人工靭帯「XBraid」発売~

29-Jan-2020

(画像)人工靭帯スーチャーテープ「XBraid」 上から、 2.0㎜バイオレット 2.0㎜コンビネーションカラー 1.2㎜コンビネーションカラー

医療機器メーカーの日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐伯広幸、以下日本ストライカー)は、このたび、人工靭帯スーチャーテープ「XBraid(読み方:エックスブレード、以下XBraid)」を発売しました。

人工靭帯は、年間2万例(※)を数える膝関節の十字靭帯断裂をはじめ、各関節部位における靭帯損傷の治療に使われます。十字靭帯の再建を目指す形成手術では患者さん自身の腱などの組織を一部移植しますが、それを両側から人工靭帯が支え、骨に固定する役割を担います。近年はスポーツに親しむ中高年での発症事例も多く見られ、健康寿命の延伸を目的とする靭帯再建手術数も増加傾向にあります。

XBraidはこうした需要の増大を背景に開発された人工靭帯です。生体反応を引き起こしにくい超高分子量ポリエチレン糸を平編みしたXBraidは、その平たい形状から、軟部組織に対する接触面が広く取れるため、修復部位を強力に固定します。

日本ストライカーでは2018年に半月板修復デバイス「AIR(エアー)」、2019年には肩関節の脱臼や腱板断裂の手術に用いられる靭帯固定具「ICONIX(アイコニックス)」を発売しました。このたび、XBraidが新たに製品ポートフォリオに加わることで、スポーツメディスン分野での医療ニーズに幅広く対応し、患者さんの術後早期回復とスポーツ復帰に貢献していきます。

 

※出典:厚生労働省「第4回NBDオープンデータ」(2017年4月~2018年3月診療分)

 

■日本ストライカー株式会社について

整形外科、外科、脳神経外科、脳血管内科、耳鼻科、口腔外科、形成外科、泌尿器科等、様々な診療科目で使用される医療機器を取り扱うグローバル企業、ストライカーコーポレーションの日本法人です。ストライカー社は米国ミシガン州に本拠地を置き、世界100カ国以上で事業を展開しています。当社製品は、人工膝関節や人工股関節、骨折治療や脊椎用のインプラント製品をはじめ、脳血管内治療用の製品、内視鏡、手術器械、無影灯や画像統合システム等の手術室関連製品、ベッドやストレッチャー、体外式除細動器、自動心臓マッサージシステムなどの循環器救急医療領域の製品など多岐にわたります。詳しくはwww.stryker.com/jpをご覧ください。 

 

※販売名:XBraid人工靭帯

 医療機器承認番号: 30100BZX00238000

 

本内容は報道関係者向けに発表された情報です。