ストライカーは赤十字社の人命救助のミッションをどのように支援しているのか

17-Jul-2023

困っている人たちに支援と希望をもたらすためのパートナーシップ

世界最大規模の人道支援団体であるアメリカ赤十字社は、ボランティアの力と寄付を結集し、人々の苦難を和らげることができるよう取り組んでいます。 赤十字社と赤新月社の国際的ネットワークに参加している同組織は、山火事、洪水、ハリケーンなどの災害への備えと対応、麻疹や風疹のような命に関わる病気の撲滅、危機によって離れ離れになった家族の再会など、さまざまなサービスを提供するために専門家を派遣して世界中のコミュニティと協力しています。

赤十字社は、毎年の平均で、世界中の65人に1人を救援しています。 気候危機による異常気象から一戸建て住宅の火災まで、災害が後を絶たない中、赤十字社による人命救助のミッションはこれまで以上に重要になっています。

「毎日、国内外の人々が緊急事態に直面し、支援を求めて赤十字社を頼っています」とアメリカ赤十字社軍事・国際サービス担当上級副社長の Koby Langley 氏は述べています。 「気候危機により、災害の頻度と激しさは地球規模で増大し続けていますから、このことは、かつてないほど真実味のある話です。 私たちは、自然災害から生じる継続的なニーズに備えるために欠かせない重要なリソースを提供してくれる、ストライカーのような寛大で先見性のあるパートナーに深く感謝しています。」
 

ザンビア赤十字社

患者、家族、コミュニティにおける献血の必要性への対応

米国では2秒に1人が血液を必要としています。 赤十字社が常に血液が必要だと言っているのは、誇張ではありません。 どこかに、息子の命を救ってくれる献血を待っている母親がいます。 鎌状赤血球症を患って輸血を待っている女性や、外傷を負って一刻も早く血液を必要としている若いアスリートがいます。 赤十字社は、いつでもどこでも必要なときに命を救える血液を確保できるように取り組んでおり、ストライカーはその実現に貢献しています。

赤十字社は全米の血液供給の約40%を担っており、ストライカーの顧客や、その先にいる患者さんにも直接影響を与えています。 米国内の血液供給体制を維持するために、多くの組織や個人から支援を受けています。血液の需要に際限はないのです。

これらの主なパートナーシップに加えて、ストライカーは、社員が積極的に奉仕活動に参加する機会を設けています。 昨年は、多くの事業部や社員リソースグループが現地で献血会を開催し、今年の1月には大規模な献血活動を行いました。

このようなあらゆる人道的ニーズに対応するために、世界レベルあるいは特定地域において、当社の代表的なパートナーである赤十字社を支援できることはストライカーにとっての誇りであり、資金援助と奉仕活動による支援を通じて、そのミッションを拡大しています。

鎌状赤血球症を患う患者のための献血

米国では、主にアフリカ系の100,000人以上が鎌状赤血球症に罹患しており、生涯にわたって定期的な輸血が必要になるかもしれないと言われています。1 鎌状赤血球症は赤血球が変形する病気です。激痛、組織や臓器の損傷、貧血、さらには脳卒中を引き起こす可能性があります。 頻繁に輸血を行う場合、ドナーの血液がレシピエントの血液と厳密に適合していないと免疫反応を引き起こす可能性がありますが、アフリカ系アメリカ人献血者の3人に1人の血液は鎌状赤血球症患者の血液に適合します。 赤十字社は、最近、より多くのアフリカ系献血者に手を差し伸べて健康状態の改善をサポートする新たな全国規模の取組みを立ち上げ、ストライカーはその取組みを支援しています。

ストライカーのAfrican Ancestry Network(SAAN)は、DE&Iの推進を願うストライカー社員で構成された社員グループであり、ストライカーがアフリカ系社員にとってのキャリアゴールになることを目指しています。 全国奉仕の日でもあるキング牧師記念日に合わせて、SAANはメンバーが参加できる各地域の献血会をいくつも企画しました。

「ストライカーの各拠点でメンバーに機会を提供できたことは励みになりました」と、ストライカーのマーケティングコミュニケーションマネージャー兼SAANコミュニケーションリードのJordan Merrittは述べています。 「サンノゼ、ダラス、カラマズー、マーワー、メンフィスなどの各地で、社員は空いた時間を有効活用し、困っている人々を支援することができました。」
 

献血会

フライブルクの社員が現地の献血会の準備をしています。


緊急時に人命救助に役立つのは、すでに保管されている状態の血液です。 ストライカーは、赤十字社と提携し、全国の地域社会で行われている献血活動を支援できることを光栄に思っています。

皆さんもさまざまな方法で赤十字社を支援できます