ストライカーで働く看護師は、自分たちの経験がどのように看護におけるイノベーションになるかを語っています。

06-May-2024

医療システムにおいて、イノベーションの最前線に立つ看護師は、その専門知識と影響力を生かして患者さんのアウトカムの改善を図っています。 また、看護師はストライカー社内においても活躍し、看護師が職場で安全かつ効率的に働けるようソリューションの開発に取り組んでいます。

『Journal of Nursing Excellence』誌では次のように掲載されています。 「看護師は知識集約型の職業であるため、臨床のニーズを深く理解しており、業務改善のアイデアや機会を特定し伝えることができる。1」こうしたことにより、135人を数える看護師の社員は、当社の研究開発にとって貴重な存在となっているのです。2全社から看護師を招集し、新製品開発プロジェクトに意見を提供してもらうことで、看護の未来を創造しています。 看護師から転身した4名の社員が、自身の経歴を生かし、どのようにして医療従事者ためのイノベーションを起こしているかをご覧ください。

看護師からストライカーの臨床経験担当シニアマネージャーに転身したキャロライン・フェイヒー

臨床経験担当シニアマネージャー、キャロライン・フェイヒー
患者さんへのケア改善のアイデアに関する課題を理解する

「整形外科の元看護師だった私は、そのときは顧客の立場にいました。 25年間患者さんのお世話をする中で、 嬉しいこともあれば大変なこともありました。 臨床に携わる方々が直面している課題を開発チームに理解してもらう上で、看護師の経験は役に立ちます。 業務を遂行する過程で医療従事者がどのような重圧にさらされているか、よく理解しています。 
看護師は問題解決者です。 患者さんへの一連のケアにおいて、満たされていないニーズを評価する能力があります。 機能しているために何年も変更されていないプロセスはたくさんありますが、さらに改善できるでしょうか? それが私の原動力となって、 エンドユーザーための改善策を日々探し続けています。 今でも現場には臨床業務に携わる友人が何人もいて、革新的で安全なデバイスを必要としています。
看護師は、現場で生死の瞬間を目の当たりにします。 重労働でストレスも多いですが、達成感とやりがいを感じることができます。 何より、無くてはならない職業です。 私たちは患者さんが適切にサポートされるよう、臨床に携わる方々に敬意を表し、革新的な方法を提案していく必要があります。」

看護師からストライカーのクリニカルセールス支援マネージャーに転身したホイットニー・オウス

ホイットニー・オウス、整形外科用器具担当アカウントエグゼクティブ
整形外科用器具チームで看護のイノベーションを推進

「私は小児がんと成人向け移植の分野で3年間看護師として勤務した後、違った形で新しいことに挑戦できるポジションを探していました。 看護師として学んだことは、現在の職務にも生かされています。 症状や治療計画は、患者さん一人ひとり異なるため、憶測で判断せず、患者さんに耳を傾ける必要があります。 また、常に質問することも大切です。 医療は常に進化しているため、患者さんに最高の医療を提供するには、絶えず学び続けなければなりません。
私にとっての看護師主導のイノベーションとは、仲間の看護師と協力し、患者さんのアウトカムを改善する新しい治療モデルを開発することだと考えます。 私は整形外科用器具チームに所属し、当社の製品が看護師のワークフローの効率と安全性を向上させているか、またどのように向上させているかを常に自問しています。 看護師が日々直面する課題を考えると、彼らのワークフローを改善しながら安全も確保できる製品を作ることが私にとって重要です。
新製品の開発に取り組む際は、常に看護師の視点で物事を見るようにし、患者さんだけでなく、看護師をはじめとする病院スタッフにとっても安全で効率的な製品ができるよう気をつけています。」

看護師からストライカーのシニア スタッフ マーケット インテリジェンス スペシャリストに転身したクリスティン・セクストン

シニア スタッフ マーケット インテリジェンス スペシャリスト、クリスティン・セクストン
臨床医と患者の声を製品開発プロセスに取り入れる

「私は心臓血管集中治療室の看護師として11年間勤務しました。そこで学んだ「共感」と「思いやり」を大事にしながら仕事に励んでいます。 臨床に携わる方々は、日々多くの重責にさらされています。私は、彼らがその重責から少しでも解放される方法を模索しています。 院内感染のリスクを低減するソリューションを開発する、唯一のチームに所属しており、臨床に携わる方々や患者さんの声を製品開発プロセスに反映できるよう、エンジニアとともに取り組んでいます。 また、当社製品を医療のワークフローに組み込むことで大きなメリットが得られることを、臨床に携わる方々や患者さんに向けて情報発信し、不安が取り除かれるようサポートしています。 看護師主導のイノベーションは、私たちの活動の中核をなすものです。 看護師からのフィードバックは、製品開発のすべての段階で役立てられています。 現場で臨床に携わる方々から得たインプットをもとに、対象グループを絞り込むことで、問題点やその解決方法に関するフィードバックを得ることができます。看護師の皆さんの意見には非常に感謝しています。皆さんの協力がなければ、わずかな治療介入で大きな成果をもたらすことはできなかったと思います。臨床に携わる方々や医療施設と提携することで、企業は臨床現場に負担をかけずに医療を改善させることができます。そして、この繋がりこそが、ストライカーの最大の成果の一つです。」

看護師からストライカーのリード クリニカル アナリストに転身したサブリナ・フレビン

サブリナ・フレビン、シニアポートフォリオマネージャー
現場から始まる思いやりと献身

「私は3年間内科外科看護師として勤務し、その後5年間ストライカーの臨床コンサルタントを務めました。 最近になって救急医療チームに加わり、皮膚損傷や患者さんの転倒、医療従事者の怪我に対処する製品の開発に携わっています。
過去に看護師として得た経験は、現在の職務でも非常に役立っています。 ありがたいことに、医療従事者が体験していることや目にしていることは、すでに知識として蓄えられています。 そして、 新製品の開発や製品のトレーニング、スタッフ向け情報冊子、品質イニシアチブに関するリーダー向けプレゼンテーションなど、多岐にわたる分野で経験を活かすことができています。
この点について、国際看護師協会会長のCipriano医師は、「医療従事者なくして健康は実現できない」と指摘しています。 私の職務は、患者さんと看護師の両者に対し、医療上の安全を向上させることです。 私は現場から遠ざかっているかもしれませんが、フィードバックに耳を傾け、自分の経験を伝え、現在の顧客と協力することで、自分の声を活かして医療従事者のために変化を起こし続けたいと思っています。 ストライカーの使命は、「顧客と一体となって医療の向上を目指す」ことです。看護師の意見なくして進歩はあり得ません。
私たちは、看護師の皆さんが医療に貢献されていることの重要性を深く理解しています。安全性の向上とアウトカムの改善を目指して仕事に取り組むことができ、非常に光栄に思います。」
 

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