「iBedワイヤレス対応セキュアII」、「S3メッドサージ」、「InTouch ICUベッド」に対するKRACK脆弱性対策

ストライカーでは事業の全側面において品質を第一に考え、その一環として製品セキュリティ強化ソリューションの提供に努めています。

2017年にはKRACK(キー再インストール攻撃)と呼ばれる脆弱性が特定され、WPA2暗号化技術を用いたあらゆるWi-Fi機器が影響を受けました。 その結果、さまざまな業界の企業がワイヤレス製品の不正アクセスを防止するセキュリティパッチをリリースしました。 携帯電話やコンピュータ、自動車もこの脆弱性の影響を受ける可能性があります。 

当社製品に関しては、「iBedワイヤレス対応セキュアII」、「S3」、「InTouchベッド」(院内ネットワークにワイヤレス接続している場合)がKRACK脆弱性の対象となります。 

KRACK脆弱性は、ベッドの機能自体には影響を及ぼしません。 この件による影響は確認されておらず、当社では他組織との協力体制を維持しながら、今後も積極的な状況観察を実施します。 ストライカー製品はこの脆弱性による影響を受けていないと考えられており、 当社が知りうる限りにおいて、データ漏えい、情報への不正アクセス、その他の損害は発生していません。 

ストライカーでは、「iBedワイヤレス対応S3」および「InTouchベッド」に対するKRACK脆弱性を修正するソフトウェアパッチを開発しました。 ワイヤレス式の新しい医療製品には、すべてこのパッチが含まれています。 2018年11月7日に出荷されたS3製品、ならびに2018年7月9日に出荷されたInTouch製品にもパッチが含まれています。 また、新規ワイヤレスアクティベーション(製品登録)には、この脆弱性を修正するためのソフトウェアが含まれています。 

ご利用の医療ベッドに関するお問合わせは、1-800-STRYKER(7879537)までお電話ください。音声ガイドに従って「2」を押すと、医療テクニカルサポートにつながります。